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音響コラム09|固有振動・共振と周波数の関係
【共振周波数(固有振動数)と音場設計のハナシ】
どんな物や空間(部屋)にも自然に振動しやすい瞬間があります。
それはある特定の周波数をその物体(空間)に当て続けると共振(共鳴)して、
自然ともの全体が吊られるように振動を始めるからです。
微小なエネルギー(周波数)しか発生していないはずのに、
倍以上の振動に増幅されて返ってくる事もあります。
これらは音響だけでなく工学全般で取り入られており、
建築設計(免震設計/耐震設計)する上であったり商品の設計や仕様を決定する上で、
厚み・密度・形状を検討する上で重要なポイントになります。
素材や物体の共振周波数や共振は、
考え方次第で良い効果にも悪い効果にも繋がります。
楽器などは弾いた時の音を共振させてより大きな音が出せた方が良いですし、
スピーカーはコーンの特徴から共振周波数により
様々な音響特性を引き出すことができるでしょう。
要は、共振も使い方次第です。
様々な研究所などの機関で一般的な数値が算出されているので、
改めてそちらはご紹介します。
【共振周波数(固有振動)物性値リスト】
私たちがスタジオやオフィスの空間を検討する際に、音源(周波数の発生源)が、
楽器なのか(スタジオ)?
スピーカーなのか(リスニングルーム)?
人の話し声(オフィス)なのか?
で、部屋と目的で仕上げの仕方を変えます。
音源が発生させる大体の周波数がわかれば、
それで共振しないような下地や素材を選定して使うようにします。
もしくは人が感じない周波数で、
共振しても問題がない固有振動数(20Hz以下もしくは20,000Hz以上)を、狙って素材を選定したりもします。
聞こえなければ(感じなければ)、別に固有振動していても振動していないことと一緒ですしね!
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