リーファーコンテナ(冷蔵、冷凍コンテナ)
コンテナは用途によって、多くの種類が存在します。
油輸送用のタンクコンテナ、小さいチップ輸送用のバルクコンテナ、重機輸送用のラックコンテナなどです。
多く見られるコンテナは貨物コンテナだけでしょうか?
貨物コンテナは、ドライコンテナ、リーファーコンテナの二種で分けられます。
リーファーコンテナとは、温度管理または温度調整できるユニットをつけているコンテナです。
常温の米保管、新鮮な花や野菜、果物の保管する場合、
同じ温度ではなくユニットを使われて、適切な温度を設定することができます。
まるで大型冷蔵庫の様に使用されます。
1)リーファーコンテナの基本仕組み
壁、天井、床、扉全てサンドイッチ構造にっています。
内側と外側とは補強材とヒートブリッジカット材で繋がれています。
真ん中に高圧発泡ウレタンが充填されています。
2)ユニットの機能
お客様の希望によって、機能を変えます。
最低温度は-60℃までできます。ちなみに、-60℃はマグロを輸送時、鮮度維持必要なので、特別仕様となります。
3)リーファーコンテナの換気
断熱、ユニット、気密性以外、庫内の空気の循環はとても大事です。
コンテナの一番奥はユニットに近いため、温度が下げやすいですが、扉近くはユニットに遠い箇所が出てしまいます。
空気はユニット下の出口(赤→)から出て、T形床の溝に吸いて扉まで行って上がって(緑矢印)、空気が屋根に着いたら戻ります(水色)。
この様な工夫でリーファーコンテナは一定の温度に保たれるのです。
4)特殊な構造のリーファーコンテナ
ドライコンテナのように、サイドオープン、サイドドア、ラッシングレール、
ジョーローダレールなどオプションができます。
5)特殊な構造のリーファーコンテナ(続き)
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