羊毛断熱材は自然素材だからウール100%のはずが、85%、60%ものがあるのはなぜ⁈
という質問をよくいただきます。
理由は、調湿力や消臭力を高めるために
ポリエステルが混紡されています。
壁の中に入る断熱材が調湿するには、
湿度を室内へ引き寄せたり
室外へ放湿したりしなければいけません。
ウール繊維は湿度を吸放湿できる優れた繊維ですが、
湿気を運ぶにはポリエステルが欠かせません。
サーモウールはきれいなキューティクルが残るヴァージンウールと、
湿度を低い方から高い方へ移動させる特殊中空ポリエステルを採用しています。
それを3D製法で編み込むことで独自技術VF Systemができ、
ふわふわで復元力の高い断熱材となります。
また、羊毛断熱材は国際ISO基準があり、
ウール混率50%以上(繊維重量比)が羊毛断熱材と定められていますので、
サーモウールのヴァージンウール混率50%以上であれば、特徴である結露しない調湿力や、
水に濡れても乾く劣化しない断熱性能、
タバコやペット、焼き魚の匂いも消す消臭力を発揮します!
自然素材の特性を最大限に活かすための先端技術を採用しているから
サーモウールは心地よい空間を実現します。
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