ウール混率の違いと製品の選び方　サーモウール｜羊毛断熱材｜種類

羊毛断熱材の国際ISO基準ではウール混率５０％以上（繊維重量比）が羊毛断熱材と定められています。

どのように種類を使い分けたら良いのか、

ここでは、サーモウールの種類と選び方についてご説明します。

１）ラインナップ

羊毛断熱材サーモウールには以下の種類があります。

①ピュア１００＝羊毛１００％

②エクセレント＝羊毛８５％（あんしん結露補償付）

③スタンダード＝羊毛６０％（あんしん結露補償付）

２）ウール繊維の特徴

上質なウール繊維には調湿・消臭性能があります。

湿気を結合水として保持することができ、なおかつ表面はサラサラな機能繊維です。

その調湿性能をもつウール繊維の混率が高いほど、湿気の保持量が高くなります。

３）選び方

ウール混率の高いエクセレントは、

気温の寒暖差が激しい地域や、海沿い、地下室など、

湿気が特に多い箇所に適しています。

ウール６０％のスタンダードは、迷ったらこれ！というほど、

最もバランスの取れた売れ筋の定番品です。

ほとんどの地域と環境で十分な調湿・消臭性能を発揮します。

また、エクセレント（８５％）とスタンダード（６５％）には

断熱材では画期的な「あんしん結露補償」がつきます！

安心してご使用いただけるラインナップです。

ピュア１００というウール１００％の種類もありますが、

広範囲に調湿・消臭性能を発揮させるには特殊ポリエステルが必要です。

自然繊維１００％にこだわる方にはこのピュア１００をおすすめします。

ご使用になる地域や環境に応じてお選びください。