オルガテック東京2024：関家具ブースにて音響設備の展示をさせていただきました。

オルガテック東京2024で関家具ブースにて音響設備の展示をさせていただきました。

スマートワーキングブースKOLOの内部にTaguchi音響、レイヤード・サウンドとナイスカンパニーでコラボし、個室ブース内の音響設備を展示いたしました。

KOLOはそもそも、遮音性に優れているだけではなく、音場にも優れている個室ブースです。音楽を聴くというよりは話やすさに特化した音場の吸音になっています。

メインスピーカーにはTaguchi音響の無指向性のスピーカーを採用しました。このスピーカーは無指向というだけあって、音の広がりが素晴らしく、正直これだけでも充分な音質で音楽を聞くことができます。

そのTaguchiのスピーカーシステムに、レイヤード・サウンドさんの立体音響システムを追加しました。彼らにとっても今回が初めての試みとなりました。なぜなら自動車用の音像可変のためのテクノロジーだからです。

そこで弊社ではレイヤード・サウンドさんのドライバー・ユニットを木部に共振させる為のテストをしました。正直もう少し時間が欲しいと思いました。
実際の施工では、吸音パネルではなくソファーの木部に設置しました。
＊）写真赤丸にレイヤード・サウンドのドライバー・ユニットを設置しました。

レイヤード・サウンドのドライバー・ユニットを4基、ソファーの下部に同じくレイヤード・サウンドのサブウーファーを１基設置することで、Taguchiのステレオ感をより空間に増幅し空間を音で満たすことができました。
個室ブースにおいて室内で会話できるというのはとても大事な要素です。今回のような立体音響は、会話を邪魔せず音に包まれるベストな音響といえるでしょう。